中立の強み

先日、財団で中立の立場について考え・議論する機会があった。財団は基本的には非営利なので、課題解決やマーケットの発展のための活動を行い、中立な立場であることが多い。市民のものという概念から成り立っているNPOなど非営利団体も当てはまるかもしれない。

マーケットの発展には多数のプレイヤーの存在が不可欠だが、ここのインセンティブを満たせるような状態になるまでは中立的な立場の人が必要に思える(おそらく行政にも当てはまると思う)。ある程度市場が成熟してきて市場の均衡が成り立ってくると良いが、その前段階では個々の役割やinterestにこだわりすぎそのはざまに生まれてくるリスクや負担のギャップを埋めれないと案件や市場が成立してくるのが難しい。

Social Impact Bondと呼ばれる市場はそういった端境期にある。日本で約20、世界でも約140の案件しかまだ作られていないと言われている。黎明期であることもあり上述の中間支援組織と呼ばれるプレイヤーが活躍している。案件形成は決まった型がある訳ではなく思考錯誤で行われており、中立的なプレイヤーへ相談する機会も多々生じる。

中立の立場というのはかがけるミッションが達成されると存在意義がなくなるがそれが故の強みというのもあるのではないかと思う。

Social Impact Bondのあり方についてはThird Sector Capital AsiaのKevinから面白い話を聞いたので別の機会に書きたいと思う。

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